自動車整備士が教える日常点検 ホンダ ストリーム RN6で徹底解説

RN6 STREAM

はじめに

実はあまり知られていないかもしれませんが、点検整備に関する法律での位置付けは、自動車の安全等に関する保守管理責任は、ユーザーにあること(自己管理責任)と道路運送車両法で定められています。つまり、オーナーは日常的なチェックを怠ることなく、自動車の安全の確保、公害の防止に努める必要があるということが記載されています。

車検制度は、車検に合格しても有効期間内の無故障を保証しているものではありませんので、事故が起きる前に故障を未然に見つける必要があります。

そこで今回は家族旅行に出掛ける前や高速道路を走る前の5分間で出来る日常点検のやり方について今回はHONDA(ホンダ)STREAM(ストリーム)DBA-RN6で徹底解説します。是非最後までご覧ください。

車両情報

・車名:ホンダ
・車台番号:RN6-*******
・型式:DBA-RN6
・原動機の型式:R18A
・総排気量又は定格出力:1.79L
・TYPE:RSZ
・初度登録年月:2008年(平成20年)3月

各部品のレイアウト

HONDA(ホンダ) STREAM(ストリーム) DBA-RN6のエンジンルームは以下のようなレイアウトになっております。

各部の日常点検について順番に解説していきます。

エンジンオイル量 点検

エンジンオイルは人間でいう血液のようなものでエンジン内を循環しており、各部を潤滑しているとても重要なオイルです。自動車にはエンジンオイルの量を簡単に点検するための部品(=エンジンオイルレベルゲージ)が備わっています。

HONDA STREAM DBA-RN6のエンジンオイルレベルゲージは以下の写真のオレンジの部品です。オイルレベルゲージは指で掴んで上に引き上げると簡単に外せます。

エンジンオイル量は、ショップタオルのようなウエス(布)を使い点検します。オイルレベルゲージをエンジンから一度、完全に引き抜き、ショップタオルでレベルゲージの先端を拭き取ります。

そして再度、オイルレベルゲージをエンジン内に戻して完全に差し込み、再度引き抜いて付着したエンジンオイルの液面を点検します。液面が以下のMAXラインとMINラインの中にあればオイル量は問題ありません。

使用しているショップタオルは以下の商品です。毛羽立ちが少なく破れにくくとても使いやすいです。

また、エンジンオイルフィラーキャップを緩めて取り外し、フィラーキャップ内側の状態も併せて点検しておきましょう。

不具合のない車両のキャップ

冷却水(ロングライフクーラント)や水分がエンジンオイルに混ざっていると乳化(にゅうか)と呼ばれる現象が発生し、エンジンオイルが白くなります。

冷却水が混ざった車両のキャップ

この現象になっていた場合は早急にディーラーへ駆け込みましょう。

冷却水(LLC:ロングライフクーラント)量 点検

HONDA STREAM DBA-RN6の冷却水リザーバータンクは以下の位置にあります。液量の点検はバッテリーの横からできます。少し見にくいですがMAXレベルとMINレベルの間に液量があれば問題ありません。

もしも冷却水が減っていてMINレベル以下の場合は冷却水の漏れが考えられます。ひとまず以下の精製水を補充して、冷却水の推移を確認しましょう。確実に冷却水が漏れている場合はディーラーへ入庫し修理しましょう。

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ブレーキフルード量 点検

HONDA STREAM DBA-RN6のブレーキフルードリザーバータンクは以下の位置にあります。点検はリザーバータンクの後ろ側からライトを照射すると液量が確認しやすいです。リザーバータンクが劣化して内部の液面が確認し辛い場合はリザーバータンクのキャップを外して直接液面を点検しましょう。

点検にはこちらのライトがおすすめです。私もいつも愛用しています。

ウィンドウォッシャー液量 点検

HONDA STREAM DBA-RN6のウォッシャータンクは以下の位置にあります。リザーバータンクの下部にライトを当てると横から液面高さが確認出来ます。ウォッシャー液が不足している場合は補充しましょう。

バッテリー充電状態 点検

バッテリーの点検は通常、テスターを使い定量的に判断しますが、テスターをお持ちでない場合は簡易的にバッテリー単体で良否判定をします。

判定はバッテリーに設定されているインジケータを見て判断します。インジケータの見方は以下の写真にある通りです。今回のバッテリーは”良好”であることがわかります。

ブレーキパッド残量 点検

ブレーキパッドの残量をライトを使い、目視で点検します。手前側のブレーキパッドしか目視では点検出来ませんので、あくまでも簡易的な点検となります。心配な方はディーラーに入庫しましょう。

ミッションオイル量 点検

ミッションオイル量の点検以降の項目はそこまで重要度は高くないですが、定期的には見ておきたい項目となります。

HONDA STREAM DBA-RN6のミッションオイルレベルゲージはエアーフィルターボックスとバッテリーの間にあります。点検方法についてはエンジンオイルと同様です。ただし、ミッションオイルは油温がHOT状態で点検します。

オイルレベルゲージを引き抜き、ショップタオル等で先端を拭き取ります。

オイルが付着している高さを確認します。

※この車両は少しオイルが多い状態でした。

エアーフィルター汚れ状態 点検

エアフィルターはエアフィルターボックスを固定している鉄クリップを指で外すと簡単に点検が出来ます。汚れが酷い場合は迷わず交換しましょう。ガソリンエンジンにおいて混合気を作る上で吸入空気はとても大切です。

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エアコン冷媒量 点検

エアコンの冷媒量はサイトグラスで確認出来ます。エンジンを掛け、エアコンを作動した際にサイトグラスを通過する冷媒に気泡が見られると冷媒が不足しているサインです。

最後に

いかがだったでしょうか。日常点検は車種が変わってもほとんど点検方法は変わりません。エンジンオイルの不足や冷却水の不足はエンジンブローに直結します。こまめな点検を心掛けましょう。

車種違いでNISSAN Silvia S15を用いて日常点検を解説した記事もあります。併せてご覧ください。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。車いじりの参考になれば幸いです。コメントやお問合せもお待ちしております。コメントは記事の最下段にある【コメントを書き込む】までお願いします。引き続きよろしくお願いします。



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