自動車整備士が教える車における電気の流れ 徹底解説

整備ノウハウ

はじめに

電気に関わる自動車整備やカスタマイズをするには自動車の電気について詳しく理解する必要があります。そこで今回は第二種電気工事士資格と自動車整備資格を持つ私が、【自動車における電気の流れ】について徹底解説します。原理原則を正しく理解することで、後々の故障探求にも活かせます。是非とも最後までご覧いただき車いじりの参考にしていただければ幸いです。

自動車の電気がわかるとこんな事が出来る様になります

・ETC車載器の取付

ETC車載器の取付

・シガープラグを使わないドライブレコーダーの取付

ドライブレコーダー取付

・オーディオの取付

オーディオの取付

・ナビゲーションの取付

ナビゲーション裏の配策

・スピーカー、ツィーター、ウーファーの取付

ウーファーの取付

・LEDライト等の電装品の取付

防水LEDランプの社外への取付

・社外メーター(水温計・油温計・油圧計)

Defi-Link Meter

・エンジンスターター

エンジンスターター取付

・カーセキュリティ

VORTEX カーセキュリティ

電気の流れ

電気の流れを正しく理解することで電装品を正しく取付できます。ケース毎に順に解説します。

エンジン始動時

エンジン始動時はオルタネーター(発電機)はベルトによって回転されておらず、電気を発電していないため、バッテリーに蓄えられた電気をプラス(+)側端子からスターターモーターへ供給します。

エンジン始動時の電気の流れ

スターターモーターをバッテリーの電気で駆動させて、エンジンを強制的に回転させ、エンジンを始動します。

スターターモーター

オルタネーター(発電機)→バッテリー

オルタネーター(発電機)をエンジン回転(クランクシャフトの回転)によりベルト等で回転させて駆動させ電気を発電します。

オルタネーター

発電された電気は直接、鉛蓄電池(通称:バッテリー)に蓄電されます。

オルターネータからの電気の流れ

バッテリー→ヒュージブルリンク・ヒューズ→各電装品

バッテリーに蓄えられた電気はプラス(+)側端子からヒュージブルリンク・ヒューズを経由して各電装品に送られます。

バッテリーからの電気の流れ

ヒューズとは溶断特性により2種類のタイプがあります。5A〜20Aの電流領域で使用されるブレードヒューズ(通称:ヒューズ)20Aを超える電流領域で使用されるヒュージブルリンクがあります。どちらも何らかの不具合で配線の一部がショートした際に真っ先にヒューズが溶断され、ハーネスの過熱による火災を防ぎます。

エンジンルーム内にあるヒューズBOX

各電装品→バッテリー

電装品で消費された電気は車の車体(ボディ)を経由してバッテリーのマイナス(−)側端子へ戻ります。

車体(ボディ)からの電気の流れ

ボディアースとは

自動車におけるボディアースとは【ボディ(車体)がマイナス電源になっていること】を意味しています。つまり、マイナス側の配線はボディに接続されており、ボディ全体に電気が流れています。そしてボディとバッテリーのマイナスターミナルは接続されており、バッテリーに電気が戻る流れになっています。そうしている理由はマイナス側の配線が減る事で車体の軽量化や作業工数の削減につながるためです。

ボディアース

車体(ボディ)に固定されているハーネスをボディアースと呼んでいます。ボディアースは様々な場所にあります。

ボディアース

最後に

いかがだったでしょうか。自動車における電気の流れが大まかにでも把握できればそれぞれの電装品の取り付け方法が自ずと見えてきます。この記事をご覧頂いた方に向けて次のステップとして電源の取り出し場所について徹底解説した記事を用意しております。併せてご覧ください。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。車いじりの参考になれば幸いです。コメントやお問合せもお待ちしております。コメントは記事の最下段にある【コメントを書き込む】までお願いします。引き続きよろしくお願いします。



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