はじめに
最近、古いスポーツカーが中古車市場で非常に高値で取引されていることはご存知でしょうか?
最近のニュースでNISMOがレストアしたR32 スカイラインGT-Rがオークションで事実落札予想価格4500~5000万円になりそうだとのニュースもありました。では、なぜそこまでの値段がつくのでしょうか?
背景
その理由の一つに経済大国 ”🇺🇸アメリカ🇺🇸”が関係しています。
アメリカではクラシックカー向けの通称25年ルールと言われる制度があります。通常アメリカは左ハンドルが義務付けられており、右ハンドル車の走行は原則出来ません。しかし、製造から25年経過していればクラシックカーとして認定されるため、右ハンドル車でも走行が可能になります。それに伴って1990年代の日本車がアメリカのクルマ好きから絶大なる支持を集めており、当時の日本車の価値が急騰しています。
また、私が考える理由として希少性にあると思います。昨今のエコカー、電気自動車の流れに反してガソリン車でターボで駆動方式がFRでマニュアル車でそのデザインと言うクルマはもう二度と生産されないことに価値があると思います。当然新車でも買えませんし、台数が増えるどころか年々減る一方で自然と価値が上がっていっています。人とは違う車に乗りたいと考えている方にとってもこれは朗報かと思います。
前述のアメリカの追い風で輸出が好調な背景ももちろんありますが、個人的には後述の理由も影響が大きいと思います。
中古車の市場価値について
自家用車をお持ちの方は一度は買い替えなどでクルマを手放した経験があると思います。その時に買った値段と売った値段の差が無かった方はどのくらいおられるでしょうか。売った値段の方が高かった人はまずいないと思います。買う時は高くて売る時は安いこれが中古車の一般的な常識です。
では、現在のスポーツカー中古車相場はどうでしょうか?
私も冗談だと思いましたが、先日会社の後輩に真剣な顔つきで先輩のクルマを300万円で売って欲しいと言われました。私の乗っている車は製造から20年が経過していて走行距離は16万キロです。
新車時の価格もせいぜい200万程度だと思います。後輩に理由を聞くとS15 シルビアの相場は300万円でも安い。500万くらいでも売ってますとの事でした。知りませんでした。色々な追い風が吹くとそんなことが起きるようです。そこから私が学んだ教訓は、自分の持っているクルマ(資産)の本当の価値=リセールバリューを確認することが大切だということです。そのためにまずやることとしては、『相見積り』を取ることです。見積りは少なくとも3社以上で取ることをお勧めします。1社だけだと買い叩かれて本当の価値はわかりません。物を高く売る時の基本です。
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