自動車整備士が教えるユーザー車検のすすめ〜維持費を安くするためには〜

ユーザー車検

はじめに

自動車の維持費を少しでも安くしたい”そう思わないオーナーは一人もいないでしょう。自動車は贅沢品であり所有するだけで各種費用が発生します。自動車の維持費は大きく分けて以下の5種類です。

・自動車税(4月1日時点の所有者に課税される)

・車検(自家用車は2年に一度で自賠責保険と自動車重量税も同時に納める)
・任意保険料
・駐車場代
・ガソリン代

その中でも車検は自家用車の場合、2年に一度ですが、維持費に占める割合も非常に高いです。その車検について今以上に安くする術があることをご存知でしょうか?順に解説します。

そもそも車検とは?ユーザー車検って何?という方にはまず以下の記事がオススメです。

ユーザー車検 予約方法について

ユーザー車検に向けて”車両の整備”を急いで始めたいところですが、早る気持ちを抑えてまずは”予約”が必要です。

書類準備と当日の流れについて

車検の予約が無事に完了しましたら、次は”必要書類”を準備します。
また、車検当日を迎えるまでに事前に自ら点検、整備を進めます。私がいつも実施している主な車検整備メニューを簡単な順に紹介します。

・発煙筒交換(使用期限が発煙筒に記載されています)

・ワイパーブレード(ワイパーゴム)交換
・ウォッシャー液補充
・エアーフィルター(エアエレメント)交換
・エアコンフィルター交換
・バッテリー交換
・エンジンオイル、フィルター交換
・冷却水(ロングライフクーラント、LLC)交換
・パワステフルード交換
・ブレーキフルード交換
・ブレーキ分解清掃
・タイヤ交換

”準備万端”で車検当日を迎えましたら、いよいよ自動車検査登録事務所へ向かいます。当日の流れや手続きについては以下の記事をご覧ください。

ユーザー車検 概算費用について

ユーザー車検費用は実際は”車検を受けようとする車両の要件”により大きく変わります。

具体例としては初度登録年月が平成14年(2002年)4月のTOYOTA TA-AZR60G NOAH(ノア)を用いて実際にユーザー車検に通した際の金額を紹介します。より具体的にユーザー車検の流れや費用概算が把握できるでしょう。

あとがき

いかがだったでしょうか。実際に一度、ユーザー車検に行ってみないことにはなかなか全てを把握することは難しいかも知れません。より具体的なコストイメージを掴めるように違う車種の実績等も順次公開していきます。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。車いじりの参考になれば幸いです。コメントやお問合せもお待ちしております。コメントは記事の最下段にある【コメントを書き込む】までお願いします。また、YouTubeも公開しています。併せてご覧頂き、”チャンネル登録”、”高評価”もよろしくお願いいたします。YouTubeリンクはこちら



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