はじめに
通勤や移動で車を運転する方で【移動時間中も勉強したい】と考えている方は非常に多いと思います。毎日の30分が日々積み上げられると”とんでもない時間”になります。
そこで今回はスマートフォンの画面を社外ナビに出力し、【YouTubeをかけ流し】する方法について徹底解説します。出力にあたり、購入が必要な部品もありますが、毎日の時間を有効活用する為の自己投資ですので悩まずに導入しましょう。自動車整備の参考になれば幸いです。
また、欧州車にカーナビを取り付ける方法について徹底解説した記事も公開しています。併せてご覧ください↓
車両情報
・車種名称:シルビア spec R(ターボ)
・型式:GF-S15
・原動機型式:SR20
・初度登録年月:平成13年(2001年)11月
・車種記号:GBYARUYS15UD4E-BAB KH3(ボディカラー:黒) G(内装色)
1桁目(G)…2ドアクーペ
2,3桁目(BY)…SR20DET
4桁目(A)…後輪駆動(2WD)
5桁目(R)…右ハンドル
6桁目(U)…spec R エアロ
7桁目(Y)…手動6速
8,9,10桁目(S15)…S15
11桁目(U)…ターボ(EGI)
12桁目(D)…国内標準仕様
13桁目(4)…4人乗り
14桁目(E)…spec R エアロ仕様
15桁目(-)…標準仕様
16桁目(B)…プライバシーガラス(リアサイド、リアウィンドウ)
17桁目(A)…オーディオレス
18桁目(B)…キセノンヘッドランプ
交換前の付属ナビ
このS15 シルビアには購入時からSANYO NVA-100という品番のナビが搭載されておりましたが、このナビにはHDMI接続端子がありませんので、接続端子があるナビに交換します。
アップにするとこの様なナビです。縁の色がシルバーなこともあり、より一層一昔前の製品に見えます。
作業紹介
SANYO製のナビを取り外してみたところ、酷く汚れており、内部は悲惨な状態になっていました。取付作業も素人がやったような酷い品質でした。まさに”年式が古い車あるある”でした。
中古車を購入された方で、メーカーナビ以外が取り付けられていた場合は、一度ナビの裏側を確認されることをオススメします。現状把握はとても大切です。
また、助手席側のカーペット下には当時のTVシステムが鎮座していました。
地デジ時代の今となっては”文鎮”でしかありません。迷わず全て撤去し、徹底的に清掃しました。
時間を掛けて丁寧に見えないところまで気兼ねなく掃除ができることはDIYの醍醐味の一つです。
信号線の分岐配線も全てワンタッチコネクターで分岐してありましたので撤去し、裸圧着端子と熱収縮チューブを使用し復元しました。
さらに車速信号などの配線もしっかりと裸圧着端子と熱収縮チューブを使用しやり直しました。
交換後レビュー
ナビ交換が終わった後の写真です。今回はcarrozzeriaのサイバーナビ AVIC-ZH0077に交換しました。
スマートフォンの画面を社外ナビに出力するには、このナビの場合、iPhone/iPod用接続ケーブルセット CD-IUV320とApple純正のLightning Digital AV Adapterをナビに取り付ける必要があります。
HDMIケーブルとナビ本体の接続にはナビに付属している抜け止めを使用するとナビ内部でHDMIケーブル端子が外れる心配がなくなり、安心です。
Apple純正のLightning Digital AV Adapterを使用すると動画再生時も充電されるため、バッテリー残量を気にすることなく再生が可能です。
20年前の車両でもナビを交換することで旧車から一気に今時の車になります。
ナビの画面サイズは最近の車と比較して小さいですが、まだまだ使えます。今取り付けられているナビを新しいナビに交換する作業は配線の抜き差しで基本的には完了しますので比較的簡単です。参考になれば幸いです。
ナビ交換以外にもたくさんの整備記事を公開しています。是非ご覧くださいませ。
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