- 前書き
- 今回の作業でやりたいこと
- 作業内容
- 準備する材料
- 準備する工具
- STEP① アナログ映像ケーブル 外装被覆(外皮)剥き(ストリップ寸法 約10mm)
- STEP② アナログ映像ケーブル 芯線被覆剥き(ストリップ寸法 約5mm)&シールド捩り
- STEP③ アナログ映像ケーブル 芯線&映像+配線 圧着スリーブB1.25で圧着
- STEP④ 熱収縮チューブ挿入&位置合わせ
- STEP⑤ 熱収縮チューブ ヒートガンで加温し収縮&映像ー配線 被覆剥き
- STEP⑥ アナログ映像ケーブル シールド&映像ー配線 圧着スリーブB1.25で圧着
- STEP⑦ 熱収縮チューブφ6.0mm 挿入前 位置合わせ
- STEP⑧ 熱収縮チューブφ6.0mm 挿入&位置合わせ
- STEP⑨ 熱収縮チューブ ヒートガンで加温し収縮
- 完成形
前書き
とてもマニアックな内容、かつニッチなニーズかと思いますが、自分が今までにバックカメラを何台も取付けてきた中で、生み出した配線の接続方法について紹介したいと思います。別にこの接続方法が一番良い!と主張したい訳ではなく、この接続でも現状、十分な品質を確保できていますので参考になればと思います。配線の接続方法で困っている方の一助になれば幸いです。
ちなみにアナログ映像端子はコンポジット映像信号(黄色)やRCA端子等、様々な呼称がありますが全て同じものを指しています。(RCAはアメリカの大手家電メーカーです)
今回の作業でやりたいこと
バックカメラの配線は通常、①映像+、②映像ー、③Camera電源、④Cameraアースの4本あります。その内の①と②の配線をナビに接続するには通常、RCA端子に変換する必要があります。巷には色々な商品が1,500円程度で販売されていますが、自分で接続すると100円以下で出来るという内容です。
作業内容
では、早速作業について詳細を説明します。”不明点”や”この自作したRCA端子が買いたい!”等のフィードバックがございましたら、問い合わせいただければ幸いです。
準備する材料
・熱収縮チューブ φ3.0mm、φ6.0mm 寸法は任意
・銅線用裸圧着スリーブ B1.25 2個
・アナログ映像ケーブル
・配線 黄色、白色それぞれ1本ずつ 寸法、sq.は任意
準備する工具
・MARVEL 圧着工具 MH-5S 圧着端子用
・FUJIYA オートマルチストリッパ PP707A−200
・TAMIYA No.1 精密ニッパー
・白光 ヒーティングガン No.880B
白光(HAKKO) ヒーティングガン 工業用ドライヤー 温度・風量可変タイプ FV300-81
STEP① アナログ映像ケーブル 外装被覆(外皮)剥き(ストリップ寸法 約10mm)
STEP② アナログ映像ケーブル 芯線被覆剥き(ストリップ寸法 約5mm)&シールド捩り
STEP③ アナログ映像ケーブル 芯線&映像+配線 圧着スリーブB1.25で圧着
作業と同時で熱収縮チューブの挿入を忘れないこと
STEP④ 熱収縮チューブ挿入&位置合わせ
STEP⑤ 熱収縮チューブ ヒートガンで加温し収縮&映像ー配線 被覆剥き
STEP⑥ アナログ映像ケーブル シールド&映像ー配線 圧着スリーブB1.25で圧着
STEP⑦ 熱収縮チューブφ6.0mm 挿入前 位置合わせ
STEP⑧ 熱収縮チューブφ6.0mm 挿入&位置合わせ
STEP⑨ 熱収縮チューブ ヒートガンで加温し収縮
完成形
最後に
接続が完成しましたらテスターを使用し導通確認をします。映像+配線とRCA端子の先端との導通、また、映像ー配線とRCA端子の外側との導通それぞれを確認します。またその逆パターンではそれぞれ導通がないことを確認します。問題なければ完成となります。
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