はじめに
オーディオカスタマイズに欠かせない部品、それは”サブウーファー”です。低音域を出力する専用のスピーカーであり、重低音を効かせた音楽を再生するには必須アイテムです。
今回はNISSAN GF-S15 シルビアを使ってcarrozzeria製のサブウーファー取付方法について徹底解説します。実際の写真を用いて解説していきますので、是非最後まで読んで頂ければ幸いです。
ウーファー取付以外にも”YouTube動画を社外ナビに出力する方法について徹底解説した記事なども公開しています。併せてご覧ください↓
車両情報
・車種名称:シルビア spec R(ターボ)
・型式:GF-S15
・原動機型式:SR20
・初度登録年月:平成13年(2001年)11月
・車種記号:GBYARUYS15UD4E-BAB KH3(ボディカラー:黒) G(内装色)
1桁目(G)…2ドアクーペ
2,3桁目(BY)…SR20DET
4桁目(A)…後輪駆動(2WD)
5桁目(R)…右ハンドル
6桁目(U)…spec R エアロ
7桁目(Y)…手動6速
8,9,10桁目(S15)…S15
11桁目(U)…ターボ(EGI)
12桁目(D)…国内標準仕様
13桁目(4)…4人乗り
14桁目(E)…spec R エアロ仕様
15桁目(-)…標準仕様
16桁目(B)…プライバシーガラス(リアサイド、リアウィンドウ)
17桁目(A)…オーディオレス
18桁目(B)…キセノンヘッドランプ
整備内容
今回の整備内容は『Pioneer製 carrozzeria TS-WX110A 21cm×13cmパワードサブウーファー』の車両への取付です。この作業は走行性能が向上する案件ではなく、快適性の改善です。取付作業を行う際にRRシート等の部品も外すことで同時に清掃ができますので、充実した作業となります。
購入部品
今回紹介する作業では『Pioneer製 carrozzeria TS-WX110A 21cm×13cmパワードサブウーファー』を取り付けておりますが、現在この商品は生産が終了しており、以下の後継機にモデルチェンジしています。シート下などの少スペースへの取付が可能な薄型&小容量設計となっています。
作業紹介
この商品の配線作業自体は特に難しくありません。取付説明書通りに取付が可能です。黄色の配線が10A以上供給できる常時電源(BAT:バッテリー)、黒色の配線がボディアース、青/白ストライプが2A以上供給できるシステムリモートコントロール(AAC:アクセサリー)、スピーカーライン入力コードがカーステレオとスピーカーの間に分岐するスピーカー配線となります。
作業におけるワンポイント
今回のウーファー取付作業自体は特に何も参考にならなかったかと思いますので、ここでナビ等の配線をする際のワンポイントを紹介します。
まず、1点目は”ボディアースの配線はまとめて1本にすること”です。そうすることにより狭いナビ裏のスペースが有効に使えます。私はいつも配線をまとめる際には裸圧着端子と熱収縮チューブを使用しています。
2点目は”集中アースを作成しておくこと”です。ナビ裏側にアースポイントがない車両でボディアースを繋ぐのは至難の業ですので、車両のアースポイントからナビ裏側まで配線を延長しておき、ボルトで各アース線を束ねておきます。非常に有効ですのでお試しください。オススメです。
工具紹介
参考までにアースポイントを作成するのに必要な工具を紹介します。
圧着工具
裸圧着スリーブ
裸圧着端子
熱収縮チューブ
配線コード
最後に
いかがだったでしょうか。ボディアースをまとめておくことや集中アースを事前に作成しておくことはサブウーファー取付以外の作業にも非常に有効です。プロが絶対に教えたくないノウハウの一つですので試していただけると幸いです。
サブウーファー取付以外にもたくさんの整備記事を記載しています。是非ご覧くださいませ。
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